【IMアカデミー】中園健士グループの行政処分はいつ？

IMアカデミーという投資のコミュニティ

よくインスタやFacebookで「お金の学校」「中園コミュニティ」などの投稿で、いかにも楽しそうなキラキラした投稿をしているのを見たことないでしょうか？

そして、そこで楽しそうにしている投稿に「中園氏とのツーショット」を投稿している人が非常に多い・・・

投稿は自由なので、基本何をやっても構いません。ただ、そういう投稿をするとどのような人が集まってくる傾向にあるのか？また勧誘の方法は正しいものなのか？送っているDMは法的に大丈夫なのか？

考えられたことはありますか？

おそらく上の方から大丈夫と教えられていますよね？

何故そのような事が言えるのか？それは「私自身がIMアカデミーに入会していた」ことがあるので、確実な情報と思って頂いて構いません。

今回はIMアカデミー自体の問題点、またその中での「中園健士グループ」のかなりヤバすぎる実態を暴露させて頂きます。

この記事を読んで、少しでも実態を把握してもらい、真面目な方法で稼いでもらいたいと願っています。

【IMアカデミー】はどんなコミュニティ？

そもそもIMアカデミーを知らない方のために、簡単な紹介をさせて頂きます。

※IMアカデミー公式ホームページ参照

https://im.academy

im.academy

・IMアカデミーは海外の投資コミュニティを運営する会社

・海外の会社なので表記は英語になっていて翻訳機能を使わないと難しい

・世界で約６０万人の会員がいる

・日本では約６千人の会員がいる

・コースは色々ある

　①BO（バイナリーオプション）のコース

　②FXのコース

　③仮想通貨（暗号通貨）のコース

　※他にも旅行や自己啓発のコースもあるがほとんどが上記のコースに入っている。

　※２つのコースを選択できるIMパワードというコースもある。

・その他に会員を集めるMLM（ネットワークビジネス）方式をとっており、グループの人数によっては報酬が獲得できる

【IMアカデミー】の入会金と月会費は？

次にIMアカデミーの入会金と月会費を紹介します。

・IMアカデミーの入会金額は２３４.９５ドル（日本円換算１ドル＝１６０円で３７,５９２円)

・BO・FX・仮想通貨のコースは月額１８４.９５ドル（２９，５９２円）

・IMパワードは月額２４９.９５ドル（３９,９９２円）

毎月ドル円相場の価格によって金額が変わってくるので、円安の場合は高い金額になっていく仕組みです。

※2024年8月に一部プランと料金に改訂があったと情報がありました。詳細わかり次第更新させて頂きます。

【IMアカデミー】のMLM（ネットワークビジネス）の報酬体系とは？

次にネットワークビジネスとしての報酬体系の説明をさせて頂きます。

・２人紹介を出すと月会費が無料になる

・３人紹介を出すと初めてグループをして認められてプラチナ１５０（P１５０）というタイトルになり、月額１５０ドル（２４,０００円）が毎月報酬としてもらえる。

・ただしIBO登録月額２４.９５ドル（３,９９２円）というものが必要になるので、実質３人（P１５０）紹介の場合は２０,００８円の報酬という計算になる。

・P１５０の場合は月額費用が２９,５９２円必要なので、報酬を得たとしても９,５８４円の自己負担が実質必要になる。

※最新の情報ではP１５０のタイトルは無くなって、P３００というタイトルが増えたということです。

・ネットワークビジネスとして月額会費をプラスにするためには１２人紹介してP６００のタイトルをとる必要がある。

参考：IMアカデミー報酬プラン表

上記の表のように月会費をプラスにしようと思ったら、１２人の紹介をバランスよく付けていかなくてはならず、他のネットワークビジネスのような色々なプランがある訳でもないので、非常に報酬としては難しいプランになっています。

【IMアカデミー】の投資で稼ぐことは可能なのか？

では、IMアカデミーの本質である投資で稼げるのかを説明します。

・少し前までは、日本人のコース割合は、BO（８０％）FX（１０％）仮想通貨（１０％）と言われていた

・理由は日本語が話せる先生がBOのコースにしかいなかったから

・なので最初はほとんどがBOのコースに最初は入会していた

・現在はFXで日本語を話せる先生が出てきているのでFXを学ぶ会員が多くなった

・アウロスというアプリにてエントリーのポイント通知がくるものが出た

・しかしアウロスだけでエントリーをするのは難しく、自己分析による裁量も必要となってくる

【IMアカデミー】で稼ぐための方法

実際にIMアカデミーでは、主にBO・FX・暗号通貨で取引をする人が多いです。その中でBOとFXに絞って考えてみます。

BO（バイナリーオプション）の場合

・BOとは色々な時間軸がありますが、例えば３分後にドルが上がっているか下がっているかを賭ける手法のことを言います。

・例えば１０００円のエントリーをして、勝てば約１８００円の戻り、負ければ没収されてゼロ円になります。

・勝率５割ではマイナスになり、勝率６割以上勝てないと利益にはなりません。

FXの場合

・FXの場合は時間で自動決済されるものではなく、自分で決済を決める必要があります。

・ただ自動で決済・エントリーができるように事前に設定をすることはできます。

・BOと違い、あくまでも自分の裁量での決済になるので「負けたくない」というマインドが働き、損切り（負けていても決済すること）を出来ない人が一定数いて、結果大損をする人がいるのが特徴です。

・勝率で計算をするのではなく、取れたlot数（ここは説明が長くなるので別途調べてみて下さい）によってプラスマイナスになる。

【IMアカデミー】でデモトレードの期間に必要な資金は？

IMアカデミーではBOもFXも、初心者はデモエントリー（実際にお金をかけないデモトレード）で勝率が約７割にならないとリアルエントリーをしてはいけないという暗黙のルールがあります。

そこは資金管理という点では大変重要なことであり、私もその通りだと思います。

ただ、そのデモトレードを卒業するまでの期間は、初心者で約６ヶ月〜１年かかるのが一般的です。

仮にデモトレードが終わるのが一年と過程しましょう。その間にどのくらい資金を使うかを計算してみました。

年会費・３７,５９２円

月会費・２９，５９２円×１２ヶ月＝３５５,１０４円

合　計・３９２,６９６円

（１ドル＝１６０円の場合・日々変動）

１年で約４０万円の経費が必要な計算になります。

【IMアカデミー】でデモトレード卒業後に稼げるのか？

トレードで月会費の２９,５９２円をBOで稼ぐには

１０００円のエントリーで７勝３敗だった場合

勝ち：８００円×７回＝５,６００円

負け：１０００円×３回＝３,０００円

合計２,６００円の利益となりますので

１０００円のエントリーだと月に１００回トレードをする必要があります。

１０,０００円のエントリーだったら１０回で済みます。

でも１回１０,０００円のエントリーをするには資金力も必要ですし、何よりメンタル面を相当鍛えないと難しいです。

トレードで月会費の２９,５９２円をFXで稼ぐには

FXの場合は、一回の利益は大きいですが、当然損失も大きくなります。損失が大きいということは、かなりメンタルに作用されることが大きく、負けを許容できる精神力が必要となります。

例えば、１回の勝ち負けが１００円でしたら一般的に耐えられると思いますが、同じlotでエントリーをして、１回の勝ち負けが１,０００円・１０，０００円・１００，０００円と増えていった時に機械的に取引をするメンタルが求められます。

よく、FXで資金を溶かしてしまったという声を聞きますが、まさにメンタルが持たなかったに他なりません。自分だけは大丈夫と思っているのでしたら、それは大きな間違いです。どんなに成功している人でも、ほとんどの人は「溶かす」を経験しているものです。

【IMアカデミー】で必要な会費以外の経費は？

IMアカデミーでは任意ですが、会費以外の経費がかかる場合が多いです。

リアルな勉強会が各主要都市で行われており、東京や大阪などではもう少し大きなイベントが行われたり、年に１回は海外でイベントが開催されます。

海外にまでは行かないと仮定しても、勉強会やイベント代・交通費・食費やお茶代などを入れると、会費を入れて年間で４０〜５０万円くらいはかかる計算になります。

このように考えると、真面目に勉強をしても初年度は約５０万円の経費が必要で、仮にBOで勝率７割になったとしてもそれなりの資金力とメンタル・時間が必要となります。

もちろん、スキルは一度身につけることで、相場の急激な変動がない限り稼ぎ続けることは可能です。３年近く継続することで、それなりの収入を得ることも可能かと思います。

 逆に言えば月会費以上に稼げるようになるまで３年間１５０万円の金額が必要で、そこから投資した金額を回収するということになります。

【IMアカデミー】でネットワークビジネスで稼ぐには？

IMアカデミーのネットワークビジネスの報酬プランは、他のMLMと比較してプランが１種類しかなく、稼ぎにくいシステムとなっています。

例えば、表のプラチナ１０００（P１０００）のタイトルは３０人の紹介が必要になりますが、単純に３０人集めれば良いというものではなく、１２人・１２人・６人と下に付けていく必要があります。

単純に３０人なので、１０人・１０人・１０人ではタイトルは取れないようになっています。

それだけバランスよく下に付けていくのは非常に難しいプランと言わざるを得ないです。

【IMアカデミー】にはどのようなグループがあるのか？

IMアカデミーには、いくつか大きなグループがありますが、その中でも【中園健士】という人のグループがあります。

正直お伝えすると、その中園グループの方々が違法な勧誘行為をしており、IMアカデミー自体の評判を落としていると言っても過言ではありません。

ここからは中園グループの人達がどのような勧誘活動をしているのかをご紹介させて頂きます。

中園グループは「色」で分かれており、青・緑・黄の３種類のグループに分けられています。

ここでは、どの色のグループかは具体的には言いませんが、目安としてお伝えします。

• トレードでそれなりの指導者がいて、トレードで稼ごうとしているグループ
• トレードはそこそこ、中園氏のやり方に疑問を感じて脱退したグループ（IMには所属をしているが中園特典のようなものを使用しない）
• 上記の脱退に異論を唱えて新しい「紫」を立ち上げたグループ
• トレードで中々稼ぐことができず、勧誘活動をメインに行なっているグループ

全員がそうではないですが、特にマーカーしてあるグループの方が実際に違法勧誘を行なっているという事実があります。次の章からはそのグループがどのような違法勧誘をしているのかを公開します。

【IMアカデミー】中園グループの勧誘方法

【中園グループ】の違法DMの実態

中園グループで一番多いのはインスタを使った勧誘方法です。Facebookでもかなりの頻度で勧誘行為を行なっています。

まずはこのようなDMが送られてくるケースが多いです。

これは中園グループの人が特に多く使用している「テンプレート」です。

そもそも、このテンプレート自体が法律違反だということを説明させて頂きます。

・IMアカデミーはネットワークビジネスの形態をとっているので【特商法の連鎖販売取引】の法律に該当します。

※消費者庁の特定商取引法ガイドを参照して下さい

特定商取引法とは｜特定商取引法ガイド

特定商取引法は、消費者トラブルを生じやすい特定の取引類型を対象に、トラブル防止のルールを定め、事業者による不公正な勧誘行為を取り締まることにより、消費者取引の公正を確保するための法律です。規制内容などをわかりやすく解説しています。

www.no-trouble.caa.go.jp

・まず、DMの時点で【会社名・IMアカデミーであること】【目的・ネットワークビジネスの勧誘であること】を相手に伝える必要があります。

・また、【誇大広告の禁止】も定められており、上記の黄色線の部分はそれに該当します。更に言えば毎日稼いだ報告というのは「デモトレード」の場合が圧倒的に多く、一歩間違えば詐欺罪になる可能性もあります。

・そして不特定多数の人に、このテンプレをコピペして送っており、これは【電子メール法】の違反にもなります。

このDMを送るだけで、これだけの法律違反を犯していることを残念ながら会員さんは認識をしていません。またアップの人もその知識が無い人が圧倒的に多く、アップ本人が積極的にこのやり方を推奨しているのが現状です。

【中園グループ】にDMを返信するとどうなるか？

中園グループのメンバーの違法DMに返信をすると、基本的にはzoomの説明会に誘導してきます。

顔出しなしでもOK、聞くだけでもOKなので、一度参加してみませんか？と促されます。

そこでも【IMアカデミー】という会社名を出さずに、【お金の学校】の説明会と称していますので、特商法違反を更に上塗りしていますね。

説明会の前に、2人でzoomとかをお願いするとどうなるか？

これは個人差があります。そこで一方的にブロックをしてくる人もいれば、zoomや電話で話をする人もいます。

普通常識人であれば、いきなり見ず知らずの人にDMを送って、人間関係も構築しないまま説明会に誘導するほうが間違っていると思われますが、洗脳されているのか、アップのやり方がそうなのか、非常識な人なのか、いずれにしてもそのような人とは付き合いたくないですね。

ただ、どちらにしても説明会に勧誘してくるのは間違いないですね。

【中園グループ】に入会してしまう人の特徴

では、実際にどのような人が中園グループに入ってしまうのでしょうか？

もちろん全員ではないという前提になりますが、特徴を挙げてみたいと思います。

・法律を知らない、投資を知らない、MLMを知らないなどの情報弱者

・簡単に稼げそうと思っている人達

・キラキラした投稿に憧れを持つ人達

・お金が無い、困っている人達

もちろん、ちゃんと投資を学びたいという考えの方、スキルを学びたいという考えの方もいらっしゃいます。

ただ、上記に挙げた傾向の方が多いのが事実です。そしてそのような思考の方が多く入ってくるとどういう現象になるか考えてみましょう。

法律を知らない、簡単に稼げそう、キラキラしたい、でもお金がない。このような人達がIMアカデミーで成功する確率は非常に低いと思いませんか？

前章でも記載しましたが、投資だけで稼げるようになるには２〜３年。金額にして１００万円〜１５０万円必要で、その間挫折せずにやり続ける必要があります。

それが難しいと思い、今度は勧誘活動を開始します。でもそのやり方は一般的に嫌われるようなやり方であり、完全な法律違反です。

ここまで読んで気付いた方も多くいると思いますが、仮に入会したとしても退会率が高いと思いませんか？そうです、IMアカデミーは退会率が非常に高いのが実態です。

まず、入ってみて簡単に稼げないことに気付く。そして稼ぐためには時間とお金が非常にかかる。勧誘しても勧誘しても辞めてしまう。堂々巡りになってしまうのは理解できましたでしょうか？

完全に負のループに入ってしまってますね。

【中園健士】の黒い噂

最近は色々なSNS・YouTube等にも暴露されていますが、中園健士氏にはこんな噂があります。

１００万円で愛人契約をするように言われた女性が多い。

残念ながら、私はその会話自体を目の前で聞いたこともあります。

しかも、相手が独身でも主婦だろうが全く関係ありません。ちなみに私の目の前で愛人契約を迫られたのは主婦の方でした。しかも旦那の目の前で割り切った関係を勧めていました。

愛人の方はグループができたり優遇されていると思いますが、目を覚ましてください。

その１００万円は違法に勧誘して情報弱者から巻き上げたお金です。お金の無いシングルマザーが一生懸命に稼いだお金で、貴方は優雅な暮らしをしていることになりますが何とも思いませんか？

少しでも良心があるならそういう行いは改めましょう。

実際に各勉強会の会場には、一生懸命に勉強をしている若い女性や主婦の方がたくさん見受けられます。そのほとんどは、中園健士グループの方々です。

もちろん稼いでいる人もいるとは思います。ただ、大半の方はトレードで満足に稼げている人はほとんど知りませんし、今後も難しいと思います。

みなさんの月会費は中園健士氏の欲のために使用されていることに気付いてください。

また、よく中園氏からタワマンや旅行に無償で招待されたと喜んでいる人を見かけます。冷静に考えてみて下さい。そのお金は結局自分のお金ですよ。

中園氏がMLMでどの位置にいるかは知りませんが、チェアマン５００だと仮定すると月額２千万円の収入です。その原資はみなさんの会費であり、無料招待などで騙されないようにして下さい。

【IMアカデミー】は本当に稼げないコミュニティなのか？

IMアカデミーで稼ぐには、記載したように初心者は２〜３年。１００万円〜１５０万円の余剰資金があるのであれば良いと思います。

また投資経験者でしたら比較的早く稼げるようになる可能性はあります。

ただ、ここでも問題点が２つあります。

一つめは、初心者は稼げなくて退会率が高いですが、経験者も手法をマスターしてしまえば退会する可能性が高いということです。

要は、稼げなくても辞める。稼げるようになっても辞めるということになります。ちなみに私は後者の方です。

イコールMLMでグループを維持していくのは非常に難しいと考えて下さい。

二つめはIMアカデミー自体が法律違反をしていることです。

先程説明した【特商法違反】は中園グループで特に目立っていますが、会社として法律違反をしているところがあります。

それは特商法にも記載してある【概要書面】【クーリングオフ】がないということです。

IMアカデミーのアップの言い分として、海外の会社だから概要書面は要らないと説明をされていると思います。それは海外でやる分には通用しますが、日本国内で連鎖販売取引のあるものを勧誘するなら日本の法律を遵守するのは当然です。

海外の会社だから日本の法律に従わないという事は、海外の会社の社員が日本でどんな犯罪を犯しても良いと言っているのと同じだと思いませんか？

冷静に判断すれば、そんな言い訳が通用しないのは良く理解できると思います。

また、IMアカデミーには【アウロス】という先出しのツールがあります。先出とはエントリーの予測を事前に通知するもので、一見画期的に思えると思います。

しかし、先出しをするには【投資助言法】という日本の法律があり、その資格がないとそのツールを利用してはいけません。そして残念ながらIMアカデミーにはその資格は無いと思います。

ここだけでも２つの法律違反を会社が行なっていることになります。

【IMアカデミー】法律違反を続けるとどうなるか？

そして、法律違反を続けていくと最終的にはどうなるのかを説明させて頂きます。

まずは会社が【行政処分】を受けるリスクが非常に高くなります。行政処分でよく聞くのは【業務停止】の処分です。これは新規の会員獲得が禁止になるということです。禁止になると当然新規の勧誘活動は出来なくなりますし、退会する会員も増えますので、ネットワークビジネスの権利収入が減ったり無くなったりすることになります。

また現在違法な勧誘をしている個人にもリスクがあります。知らないとはいえ会員のみなさんが法律違反をしているのは事実です。これは犯罪になりますので知らなかったでは済まされません。最悪の場合逮捕されることのリスクまで考えて行動して下さい。

そして、貴方の大切な人を勧誘した場合、犯罪に巻き込んでいるという認識を持って行動して下さい。

そして、IMアカデミーのことは調べればいくらでも出てきますが、ネット上ではかなり悪評が広まっています。そして被害者も増えている状況です。いつ何人の人が消費者センターや警察などに被害を訴えているか想像ができると思います。

行政が動くのは被害者の数が相当数に達したときだと思って下さい。

それでも貴方はIMアカデミー、特に中園健士グループを続けますか？