RFIという投資の勧誘を受けたことがありませんか?
利益率が日利3%・月利60%、勝率100%と言われていた投資。
残念ながら、2024年6月に出金できなくなり、飛んだことが判明しました。
今回は、RFIの投資詐欺の内容と、周到に準備された飛ぶまでの全容を公開させて頂きます。
【RFI】とは、どんな投資内容だったのか?
RFIとはRiver Financial Investmentの略称です。
暗号通貨の取引で勝率100%。利益率が日利3%・月利60%が稼げるといった内容でした。
また紹介をしていくことで、3段目までの紹介料が貰える仕組みで、投資した金額の手数料から1段目15%・2段目12%・3段目5%の報酬が貰えることになっていました。
取引は毎日、暗号通貨の買い・売りのサインが届くようになっていて、ある時間になったら専用のアプリの画面にて自分で取引を行うと必ず勝てるといったものでした。
100%勝てる理由としては、仕手(大きな金額をその時間に取引をして、意図的にチャートを上下させるもの)が入るといった内容でした。
その仕手を仕掛けるのが「スワンアカデミー」という組織がやっていることになっていました。RFIはそのスワンアカデミーと提携をして、その仕手のスキームに便乗するといった内容でした。
【RFI】が広まっていった仕組みとは?
RFIがスタートしたのは2023年7月頃だと言われています。
上記の話だと、とても美味しい話に聞こえます。また出金もちゃんと出来たことから信用する人が多く、多段階の紹介システムもあったことからSNSを中心とした口コミで約1年という短期間で爆発的に広まっていきました。
特に2024年に入った頃からSNSで勧誘が頻繁に行われるようになっており、Facebookやインスタ・X(旧Twitter)を中心に勧誘活動が行われていました。
そして約1年後の6月に出金ができなくなり、飛んでしまうことになるのですが、最終的に会員数は10,000〜15,000人位いたと予想されます。
【RFI】が飛ぶまでのやり方とは?
RFIは実は中国系の数名が日本に持ち込んだ詐欺スキームということが判ってきました。
元々、数年でお金だけを持ち逃げして【飛ぶ】ことを前提とした詐欺案件だったようです。
ここからは、RFIが具体的にお金を集めるためにどのような事をしてきたのかを箇条書きにまとめてみました。
・2023年7月頃、中国系の数名が日本人をターゲットにした詐欺スキームを開始
・SNSを使い、日本人数名を勧誘
・勝率100%、利益率日利3%・月利60%の仕組みを説明。また紹介スキームも説明して会員を増やす
・勝率100%は「仕手」を行なっている「スワンアカデミー」と提携することによって成り立つと説明
・2024年に入ると、5人直紹介が出ないとLINEグループからサインシグナルがもらえないようにする。その事によって会員を紹介活動に必死になるように仕掛ける
・同年5月頃に報酬2倍キャンペーンを実施。RFIへの入金金額を意図的に増やそうとする
・その後、システムメンテナンスが入ったとし、出金ができなくなる
・メンテナンスが完了したが、総資産の20%の入金がないと出金できないと伝えるが、入金しても出金ができない状況
・RFIの全資産を別口座に移動
・2024年6月13日、アプリの利用自体ができなくなり「飛んだ」ことが判明。詐欺と確定した
当初は会員数を増やすために、実際のアプリや出金などから信用をさせて会員数を増やし、2024年に入ったあたりから意図的に会員数・入金金額を増やしていったのがわかると思います。また最後は出金するためにお金を入金させると言った、かなり悪どい方法をとって、搾り取るだけ搾り取って国外に逃亡したと思われます。
【RFI】と【スワンアカデミー】との関係とは?
ここで、RFIと仕手をしていたと言われるスワンアカデミーとの関係について触れておきます。
当初はスワンアカデミーとの提携と称していましたが、どうやらスワンアカデミーという実態はなく、RFIが作った架空の業者のようです。
アプリでの暗号通貨の取引も、実際のチャートの動きは取引をしたとされる通貨の動きと全く違うもので、おそらく過去に上がったチャートを意図的に遅らせてアプリに掲載することで、実際の取引の結果がわかるように仕組まれていたと考えられます。
過去にあるチャートを使ってサインを出していたので、当然結果が判っているので勝率は100%に見せることは出来ますね。
それらのことを鑑みると、RFIとスワンアカデミーは同じ組織で、あくまでも相手を信じ込ませるための架空の業者だったと言えるでしょう。
【RFI】から返金や弁済はしてもらえるのか?
RFIから返金が出来るのかということは、正直みなさん気になるところだと思います。
しかし、残念ですが無理というしかありません。
理由は、元々詐欺をする前提で作られたスキームなので、まず返金をする意思自体ありません。また巧妙にお金だけを別口座に移しており、海外に逃げてしまっていること。RFIというのが会社でもなく実態がない、また誰がやっているかも情報がない。これでは警察も追いかけようが無いのが実態だと思います。
今回は、非常に残念ですが諦めるしか無いと思います。また騙されたといって紹介者の方を責めたり、弁済をさせるのは決してしないようにしてください。紹介者の方も今回は被害者であり、良かれと思って紹介をしたものだと思います。「投資は自己責任」という言葉もありますが、最終的に選択したのはご自身だということを忘れないでください。
【RFI】の利用者は二次被害に遭っている人が判明
そして残念ながら、更に驚きの情報があります。
RFIのアプリに登録する際【個人情報】を提出したと思います。その個人情報が裏で売買されていることも判明しました。
そして、その個人情報を得て何をするのか?
RFIの元会員の皆様、海外から電話が鳴ることがありませんか?その着信に出ると高額な通話料が請求されますので絶対に出ないでください。
電話は海外の色々なところから発信されてきます。それだけ個人情報が流出している証拠でもあります。
本当にこのような、簡単に儲かるような言葉に今後は騙されないようにして下さい。
【RFI】のような詐欺から身を守る方法とは?
投資は自己責任と言っても、今回のような投資詐欺は納得できないと思います。
では、どのように詐欺かどうかを見極めるのかを説明させて頂きます。次の項目に当てはあるものがあれば、今後は携わらないことをお勧めします。
・投資に100%というものはあり得ない
・「絶対に勝てる」「儲かる」と言った台詞が出たら注意
・紹介者を出させるのに色々な仕掛けをしてくるものには注意
・出金ができたからといって信用してはいけない
・出金するのにお金を入金させることはあり得ない(中国系の詐欺で多い事例)
・取引の指示を出すものは「投資助言法」で禁止されているので法律違反
・暗号通貨を扱うものは「金融庁」の登録が必要
・日本で扱うには日本の法律を遵守する必要があるので、海外の登録をしていたとしても通用しない
・多段階の報酬体系があるものは「特商法の連鎖販売取引」に該当するので、概要書面やクーリングオフの書面での交付が必要
・海外だから良い、アフィリエイトだから良いは通用しないので法律違反
・知らずに勧誘している人も法律違反になるので注意
・必ず儲かるなどの発言は「ブラインド勧誘」になり同じく法律違反になる
・不特定多数の人にSNS等でDMを送っている場合「電子メール法」違反となり同じく法律違反になる
・本当に確実な儲かる仕組みはSNSなどでは流れてこない
・紹介システムがある時点で法律違反の可能性が極めて高い
如何でしたが?今回のRFIでは勧誘された方もかなり該当項目があったのではないでしょうか?
【RFI】やはり飛んだ!投資詐欺の衝撃の全容を公開します まとめ
・中国系の詐欺グループが日本人向けに持ち込んだ投資詐欺案件
・勝率100%・日利3%・月利60%を謳った内容
・スワンアカデミーという架空の業者が仕手をしていると思わせるもの
・多段階の報酬システムを採用し、それを強行に推し進める
・キャンペーンなどの謳い文句で入金を促す
・出金させるのに総資産の20%を入金させ最後に飛ぶ
・法律違反が数多く見受けられた
・資金だけ移し海外に逃亡しているので捕まえるのはほぼ不可能
・完全に情報弱者を狙った外国人の詐欺案件
・個人情報が流出して、二次被害に遭う人が出てきている
本当に許せないですが、これが実態です。
このような詐欺案件が投資関連、特に暗号通貨・NFT・メタバースなどで横行しているのも現実です。SNSで紹介活動をしているものは、ほぼ詐欺だと思って間違いないと思って下さい。
世の中、簡単に稼げるような案件は残念ながらありません。
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